【破滅としあわせ】

たとえ悪意は無くても他の人の破滅を喜ぶものは終いには自分自身が破滅する。 業(カルマ)がそれを為し遂げるものである。 その一方で、善意を意識することがなくても他の人のしあわせを願う人はかえって自分自身がしあわせに到達する。 法(ダルマ)がそれを為し遂げるものである。

世界の何処にいてもこの破滅がその者に起こるのを避けることはできない。 世界の何処にいてもこのしあわせはその人にもたらされる。 業(カルマ)も法(ダルマ)も世界に遍く行き渡っているからである。