【異教に誘い込まれることがない人】

明知によって(こころに)真実を知っていて、異教に誘い込まれることがない人こそが正しい道を歩み行きて不滅の安穏へと至る。 かれ(彼女)は、決して平らかではない世の難路を平らかに歩んで自らを難所から救い出すのである。

こころある人は、一切の分別を超えて知られるその真実を、いかなる超越者の存在も仮定することなくして自ら見い出し、作られざるもの(=法(ダルマ))を自らの身に体現せよ。