【戒律をたもつ人】

知らずに行う悪も、知っていて犯す罪も、人がもしそれを為したならば償わねばならぬ。 業(カルマ)が、それをあがなう。

戒律をたもつ人は、罪悪を為さない。 かれは、禍福の因をつくることがない。 かれは、すでに善悪を超え、世間の軛と縛めとを脱しているのである。