新刊: 覚りの境地(2019
改訂版)
本書は、解脱して9年ほど経ったときに縁があって著し電子書籍として出版した本(=拙著『覚りの境地』(電子出版:パ
ブー))の改訂・増補版です。前著からすでに8年以上経過しており、その後に起きたことがらにまつわる覚りの境地についてのさらなる理解などを含め、大
幅な増補と覚りのメカニズムに関する子細についての改訂となりました。本書では、ページ数を適切なものにするために章立てを見直し、必要に応じて増補するとともに逆に
重要度の低い文節は削除しています。ただし、覚りの境地そのもの、およびそこに至るまでの一なる道の根本的なことがらについては最初の上梓から何ら変更はありません。
本書には、仏が住する円かなやすらぎ(=ニルヴァーナ)の境地、すなわち「覚りの境地」についてその全貌を余すところ
なく記していますが、論旨を明確にする関係上、主題に鑑みて最重要ではない項目の記述は簡素化してあります。
本書は、現代に生きる仏たる私(SRKWブッダ)が直接筆を執って著したもので、こころある人が覚るために必要な
すべてのことを書いてあります。覚りに興味があって、こころからそれを望む人がこの本を手にしたならばきっと覚りに到達することを得るでしょう。
ところで、人にはそれぞれ自分に縁のある経典があるのだと言えるでしょう。ある人にとっては古くから世に存する経典が
それにあたるかも知れません。実際、多くの人々はそれで問題ないことでしょう。このようなことから、私(=SRKWブッダ)という現代の仏が新たに経典を
著す必要が本当にあるかどうかは議論が分かれる
ところでしょう。それでも敢えて私が前著を著したのは、現代の人々に現代の仏が現代の言葉で理法を説くことによって私に縁有る人々がよりすみやかに覚りに
近
づくに違いないと考えたからです。そして、そのとおりにこの数年間の間に複数の慧解脱者や阿羅漢、心解脱者を出現させる契機となりました。
今回の改訂・増補は、縁あって同書を紙の書籍として世に出すことに因んで為されたものです。それを電子書籍としても
前著と同じ販路で出版し、前著の読者が情報として不利益を被らないように考えたものです。ここで、前著は初版重刷本(精確には第二版)として絶版するこ
となく残し、異同に興味がある読者が検証できる形としました。このような経緯・事情から、前著を知らず初めて拙著「覚りの境地」を求める方は、本書を読みさえ
すれば最新の情報が手に入るようになっています。
電子書籍(パブー) 2019年10月13日刊行済み。 正誤表は無く、電子書籍を適宜改訂していく予定です。
紙の書籍(ムゲン
ブッ
クス:デザインエッグ社刊) 2019年12月02
日刊行。
*** すでに過去の電子書籍を購入済みの方へ ***
今回の新刊の上梓に伴い、過去の電子書籍についてもpdfファイルの
フォントサイズをやや大きめの14pに統一しています。読みやすくなっていますので、是非再ダウンロードされてください。