【信仰を身につけること】

信仰を身につけることはよいことである。 なんとなれば、人が正しい信仰を身につけるならば、かれは一切の争いを捨て去っていかなる誰をも嫌悪することがなく、何ものにもけしかけられず、またけしかけず、言葉を慎み、行為を慎み、想いを慎しんで、心身は安寧に帰し、気持ちはつねに晴れやかであって、あとで後悔するような悪事を為すことがないからである。 かれは、非難に対しても賞讃に対しても動じる色がない。

それゆえに、こころある人は、正しい信仰を身につけるべきである。